大人ニキビを繰り返すなら、ヘアカラーはヘナがおすすめ
化学染料の物質は皮膚に吸収され、特に子宮への影響が大きいものとなります。
これ、とても怖くないですか?
かぶれる恐れだけでなく、体内への影響だなんて。
女性にとって、子宮への影響はホルモンバランスの乱れに繋がったり、妊娠にも影響したりしてしまいます。
またホルモンバランスの乱れと大人ニキビとの関係も深いものです。
しかし老けてみえてしまう白髪はなくしたいですよね。
そこで体に優しいヘアカラー(白髪染め)はないかと探したところ見つけたのが「ヘナ」です。
ヘナによるヘアカラーは大人ニキビ肌におすすめなだけでなく、美髪を保つための3つのメリットがあります。
ヘナとは
ヘナとは、インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物であり、それを粉末にしたものを使います。
古代から儀式などで髪・爪・手足に彩色するための染料として使われており、クレオパトラがヘナを使って爪を染めた、という逸話もあります。
中東では今でもタトゥーとして使われています。
私も昔、国際交流イベントに参加した際にヘナタトゥーを体験したことがあるのですが、植物の力は目を見張るものがあります。
数時間ヘナをのせておき、洗い流すとこんな素敵な模様が現れました♪この時は10日間ぐらいもちました。
ヘナの色素成分で髪を染める
現在のカラーリングは、化学変化によって染料を内部に定着させるものです。
そのため髪の色素を薄くしたり、タンパク質の結合力を弱めたりと、どうしても髪に負担がかかってしまいます。
カラーリングを繰り返していると髪がバサバサに痛んでくるのはこのせいなんですね。
一方、ヘナにはローソニアという色素成分が含まれており、髪の主成分であるケラチン(=タンパク質が線維状につながったもの)にからみ付く性質があります。
この作用で髪が染まるんです。
ヘナによる3つの嬉しい美髪効果
1)白髪染めとして最適
加齢に伴い、どんどん髪を染めていく間隔が短くなり、カラーリングの回数が増えていくものですよね。
その際、ヘナは白髪に色が入りやすいので、白髪染めにとても適しています。
ヘナには髪の色素を薄くする効果はありませんので、極端に黒髪を明るくすることはできません。
そのため金髪にしたいという希望をお持ちの場合は、残念ながら希望を叶えられません。
ですが自然な髪色に仕上がるので、栗毛色あたりまでなら素敵に染まります。
2)トリートメント効果がある
ヘナがタンパク質と結合する時、髪の表面にもからみ付いて薄い皮膜を作り髪内部の保水力を高めます。
このトリートメント効果により、ヘナを使っていくうちに段々ハリやコシがでてきて、クセ毛も軽減する効果があります。
3)頭皮環境を整える
アーユルヴェーダとはインド・スリランカ地域で生まれた生活医療で、約5,000年の歴史があります。
アーユルヴェーダにおいて、ヘナは毒素排出・炎症抑制・新陳代謝を良くする効果があると言われています。
頭皮につけることにより、頭皮環境を整え、健康な髪を生み出す効果が期待できます。
このように、ヘナでのカラーリングは大人ニキビのためだけでなく、美髪を保つためにも嬉しいことづくしということを知り、私も数年前から自宅で実践し続けています。
長年ヘナで髪を染め続けている髪は、自分で言うのもなんですが、天使の輪があるツヤツヤ&さらさらヘアーです(笑)
ヘナで大人ニキビを改善しつつ美髪も手に入れよう
不器用なため、最初は家族にカラーリングを手伝ってもらっていましたが、今ではすっかり一人でできるようになりました。
最近は、ヘナに限らずハーブカラーを取り入れているヘアサロンも増えているので、自分でやるのではなく、プロにやってもらうのも一つの方法ですね。
繰り返しになりますが、化学染料の物質は皮膚吸収され、体内、特に子宮への影響が大きいものとなります。
少し手間はかかりますが、加齢に伴い、これから何年も髪を染め続けることを考えると、ヘナは美髪になりますし、大人ニキビや体にも良いです。
色も好みに合わせて数色から選ぶことができますし、自分でやるなら価格も高くないので経済的です。