クレンジングではメイク汚れの6割が落ちればOK
クレンジングは肌に大きく負担をかけるものなので、
- クレンジングは40秒
- すすぎは20秒
ですばやく豪快に行いましょう。
メイクを落とす時、クレンジングのあとに洗顔料で洗顔するW洗顔をしているのであれば、クレンジングの段階では、丁寧にメイクを落とす必要はありません。
メイク汚れの6割が落ちれば十分です。
特にファンデーションを使わずに、ルースパウダー(粉おしろい)だけなら、クレンジングをする必要もありません。
ちなみにオーガニックコスメなら石鹸だけで落とせるものも多いのでおすすめです。
最近はラインナップも、発色がよいものも増えてきたので、パーティー用の濃いメイクとかでなければ、オーガニックコスメでも十分メイクを楽しめます。
クレンジングに関するよくある誤解
毛穴が黒くみえるからと、クレンジングに時間をかけていることはありませんか?
毛穴は肌の「くぼみ」なので、汚れが詰まっていなくても黒く見えます。
つまり、これはクレンジングで落とせる黒さではないので、最小限で大丈夫です。
また「じっくり顔のマッサージをしながらクレンジング」という宣伝もよくみかけますが、これは肌への負担を増やすだけなので、今すぐやめてください。
すすぐ時は水の温度にも注意が必要です。
冷たい水では油分が落ちにくく、熱すぎると肌の乾燥をまねきやすいので、必ずぬるま湯で行ってください。
入浴中であればシャワーですすいでも構いませんが、お湯の温度は36~37℃程度に設定しておくのがいいです。
大人ニキビを治すための正しいクレンジング方法
1:「適量」のクレンジング料を手に取る
肌に負担をかけないために、クレンジング料は少ない方が良いと思うかもしれませんが、少ない量を伸ばすのは摩擦が強くなるため、かえって肌によくありません。
ケチらずに多めに手にとり、手早く顔に広げましょう。
2:Tゾーンからなじませる
まずは顔の中でも比較的皮膚が強いTゾーンから。
指の腹を使って伸ばしていきます。
クレンジング料は肌が濡れていない状態で、優しくなじませていくのが基本です。
3:Uゾーンになじませる
Tゾーンから頬を含むUゾーンへクレンジング料を広げていきます。
強くこすらずに、優しくなじませていきましょう。
4:目元、口元になじませる
皮膚が薄くて弱い目元と口元は薬指で優しくなじませていきます。
こすりすぎると乾燥やシミの原因になるので、あくまでもやさ~しくです。
5:ぬるま湯ですばやくすすぐ
すすぎはぬるま湯で豪快に20秒で。
お湯を手のひらにすくい、手は顔に触れないようにして、逆にすくったお湯に顔をつけるようにしてすすぎます。
残った汚れは洗顔で落とすので、メイク汚れの6割が落とせていればOKです。
少しベトベトしているくらいでちょうどいいです。