顔にクリームを塗るとニキビが悪化しそうなので、日焼け止めクリームは塗ってません。
残念ながら、その考え方は間違いです。
紫外線対策はニキビ対策3本柱の1つです。
たとえば紫外線対策をすることなくニキビ跡を放置しておくと、そのニキビ跡がシミへと移行してしまう恐れがあります。
もちろん日光にはビタミンDの生成を促す効果があるとされていますが、浴びすぎは美容にも健康にも良くありません。
この機会にニキビ肌にもやさしい日焼け止めをぜひ確認してください。
大人ニキビにもやさしい日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ際に「数値だけ」を確認していませんか?
中には日焼け止めの選び方に失敗してしまい、
「肌が痒くなり、赤くなり、熱くなり、ブツブツが出はじめて、もう大変だった!」
という痛い経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
もしも数値が強いうえに、ケミカルタイプの日焼け止めを塗布していると、ニキビで弱っている肌の上で化学反応が起きていることになるので、肌にとって大きな刺激となってしまします。
大人ニキビにもやさしい日焼け止めを選ぶ際は
- 紫外線防御指数(SPFとPA)
- 日焼け止めのタイプ(ケミカルかノンケミカルか)
の2点を確認していくことが大切です。
日焼け止めのパワーを示す紫外線防御指数
まず日焼け止めを選ぶ際に確認したい表示には「SPF」と「PA」があります。
これらは紫外線をカットする力を表す紫外線防御指数です。
SPF
- 紫外線B波(UV-B)をカットする力を2~50の数字で表示
- 数値が高いほど、日焼け止め効果は高い
- 紫外線B波はエネルギーが強く、サンバーン(肌が赤くなってヒリヒリする状態)を起こす紫外線
- 紫外線B波はコラーゲンの劣化をまねく
- サンバーンが起きるまでの時間を引き延ばす力を表す数値
- 「SPF2」の場合、サンバーンが起きるまでの時間を2倍の時間まで引き延ばせるという目安
(例)
日本人は約20分間にわたって紫外線を浴び続けるとサンバーンを起こすといわれています。
つまり「SPF2」の日焼け止めを塗った場合、その時間を2倍の40分まで引き延ばすことができるということです。
PA
- 紫外線A波(UV-A)をカットする力を表し、「+」「++」「+++」の3段階で表示
- 紫外線A波はタンニング(黒くなること)を起こす紫外線
- 紫外線A波はじわじわ皮膚の真皮にまで到達するため、シミやシワの原因となり肌老化を進める
- 紫外線A波はガラスも透過するので、室内にいても浴びる
- 「+」はタンニングまでの時間を2~4倍に引き延ばすことを表す
- 「++」なら4~8倍、「+++」なら8倍以上引き延ばせるという目安
日焼け止めの適切な使用量とは
日焼け止めは使用量を守らないと期待通りの効果はでません。
あなたは普段どのくらいの量を塗っていたでしょうか?
日焼け止めにあるSPF数値は「皮膚1c㎡に対して2mgの日焼け止めを塗ったときの効果」として測定されており、この適切量は、顔全体に塗ると500円玉くらいの量になります。
意外と量が必要なんです。
日焼け止めの数値は高いほどいいわけではない
確かに、SPFやPAの数値が高ければ高いほど紫外線防止効果は高まりますので、数値が高いものを選びがちです。
ただ気をつけないといけないのは、数値が高いものほど、日焼け止めの成分そのものが肌への刺激となることです。
そのためSPFやPAの数値が高い日焼け止めは、ニキビ肌に優しいとは言えません。
日常生活であれば、SPFは20前後、PAは++程度で十分です。
上述のように、適量を塗ることで効果をきちんと得ることができます。
タイプ別にみる日焼け止め。ケミカル?ノンケミカル?オーガニック?
次に日焼け止めのタイプについてご紹介します。
日焼け止めの成分には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。
紫外線吸収剤
- 紫外線を吸収して、熱エネルギーに変える作用をもつ化学物質
- 代表的な成分として、紫外線A波の吸収剤にはパルソールAやメギゾリルSXなど、紫外線B波の吸収剤には桂皮酸、オキシベンゾンなどがある
- 紫外線対策の効果は高いが、紫外線を吸収する際に、肌の上で化学反応を起こすため、刺激が強く、肌荒れが起きやすい
ニキビ肌にとって、肌の上で化学反応を起こすケミカルタイプは絶対に避けるべきです。
肌の上で熱エネルギーが生まれる化学反応が起こるなんて…想像するだけでゾッとします。
紫外線散乱剤
- 肌の上に膜をつくり、紫外線を肌の上で反射する物質
- 金属を酸化させたもの(酸化亜鉛や酸化チタンなど)や、細かい粘土質の粉(カオリン)などからできている
- 紫外線吸収剤と比べると肌に優しいが、皮脂や水分を吸収するため、肌が乾燥しやすい
大人ニキビの原因は乾燥なので、肌を乾燥させやすいノンケミカルタイプを選択する場合は、保湿ケアが欠かせません。
オーガニック
多くのオーガニック日焼け止めは、紫外線散乱剤であるマイカ・酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄などの天然ミネラルパウダーが使われています。
つまりノンケミカルタイプに分類されます。
ただオーガニックの日焼け止めなら、中に配合されている保湿成分や美容成分もオーガニック原料。
不必要な成分(タール色素・合成ポリマー・合成保存料・合成香料・ナノ化原料など)は最初から取り除かれているので、肌への負担が最小限で済みます。
また日焼け止めを毎日洗い落とすためにクレンジングを使用していると、肌に負担がドンドン蓄積されていきます。
ただでさえ肌のバリア機能が弱っている大人ニキビ肌には好ましい状況ではありません。
その点、石鹸で洗い落とせる天然100%のオーガニック日焼け止めを選べば、肌にやさしく、面倒もありません。
大人ニキビにおすすめの日焼け止めはHANAオーガニック!
大人ニキビ肌にもやさしい、おすすめの日焼け止めは「HANAオーガニックのウェアルーUV」(SPF30 / PA++)です。
数少ない国産オーガニックブランドで、HANAオーガニック化粧品の開発者である代表の林田七恵さんも、小学生の頃からニキビに悩まされていたのがきっかけでオーガニック化粧品に興味を持ったと仰っていました。
HANAオーガニックのウェアルーUVは美容成分が85%も配合されており、
- 美容液
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
の4つの機能を持つので、使い勝手もコスパも大変良いです。
色はピンク系もしくはイエロー系から選べるので、あなたの肌色やニキビ跡の状態に合わせて、よりナチュラルに仕上げられます。
写真はイエローベージュを塗り広げた様子です。
使用感は乳液のようにトロトロなので、伸びが良く、塗り広げやすいです。
香りはHANAオーガニックの代名詞であるローズです。
HANAオーガニックの最大の特徴といえば「最高級ダマスクローズがふんだんに使われている」こと。
ダマスクローズには様々な美容効果があり、あらゆる肌質のスキンケアに向いていますが、ニキビに焦点を当てるなら炎症の鎮静効果があるため、特に赤ニキビに向いています。
ダマスクローズのオイルは1滴をつくるのに約50本の花が必要といわれており、1g=約1万円もする高級オイルです。
そんな最高級オイルがHANAオーガニックには濃縮配合されているにも関わらず、継続利用しやすい価格帯なのも気にっているポイントです。
スキンケアは一生付き合っていくものなので、継続して使いやすい価格というのも大事な選択基準です。
日焼け止めも入っているお得な7日間トライアルセットでは、ピンク系とイエロー系の両色が入っているので、色選びにも困りません。
オーガニックの日焼け止めを活用して、ニキビができにくい肌づくり、ニキビ跡が残りにくい肌づくりをしていきませんか?
あなたの肌はもっともっと綺麗になります!