「鼻ニキビがかゆい!」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
かゆいからといって虫刺され薬のムヒなどを塗っては赤く腫れてしまうだけなので、もちろんダメです。
この記事では、鼻ニキビがかゆい方のために
の3つについてお伝えします。
鼻ニキビがかゆい2つの原因
まずは「なぜ鼻ニキビがかゆいのか」原因を抑えることで、あなたの悩みを根本から解決していただければと思います。
1:鼻回りの乾燥
鼻ニキビがかゆい一番の理由は、皮膚の乾燥です。
皮膚は乾燥すると、角質層のバリア機能が低下するため、ちょっとした外的刺激(紫外線、ホコリなど)に対しても反応し、かゆみが発生しやすくなります。
また肌が乾燥すると、毛穴周りの皮膚が硬くなり、鼻ニキビもより一層できやすくなります。
加齢に伴い保水力が衰え肌は乾燥しやすくなりますが、エアコンが効いているオフィスや店舗に長時間いると、年齢を問わず肌は乾燥するので注意が必要です。
2:手についている雑菌
鼻ニキビがかゆいもう一つの原因は、雑菌です。
ニキビとえいばアクネ菌が有名ですが、実はそれ以外にも多数存在しています。
手には目に見えない無数の雑菌がついており、鼻を触る癖がある人は鼻ニキビができやすく、かゆみも誘発しやすいです。
また枕カバーやファンデーションのパフなども鼻に直接触れるものなので、清潔に保つ必要があります。
痒みを和らげるため今すぐできる2つの対処法
1:冷やす
かゆみを抑えるためには、まず患部を冷やすことです。
お風呂あがりは肌がかゆくなりやすいという経験をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、体温が上がると血管が拡張し、かゆみを感じやすくなります。
まずは濡らしたタオルや保冷剤をかゆい部分にあてて、かゆみを和らげてください。
2:保湿
次は保湿です。
上記でお伝えしているように、鼻ニキビがかゆい一番の原因は乾燥です。
冬のカサカサ肌を思い出していただきたいのですが、特に乾燥肌の方は冬場は肌がかゆくなるので困るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
加湿器や保湿クリームを活用してきちんと保湿することで、ムズムズするかゆみを抑えていきましょう。
鼻ニキビがかゆい時に絶対にやってはいけない2つのこと
1.掻いてはダメ!
2.温めてはダメ!
残念ながら「かゆみ」に負けて、反射的に鼻ニキビを掻いてしまう方も多いと思いますが、意識してやめた方がいいです。
なぜなら鼻ニキビが悪化したり、ニキビ跡が残ってしまうからです。
もちろん爪や針で押し潰すのもダメです。
クレーターの凸凹ニキビ跡になってしまうと、一生残ってしまいやすいです。
「早く」「綺麗に」治すためには、かゆくても「むむむ」と我慢し、患部を冷やすなり保湿するなりの対策を取りましょう。
かゆい鼻ニキビを治すために
最後に、鼻ニキビがかゆい症状を繰り返さないために、日頃のスキンケアを見直してみてください。
1:洗顔を見直そう
まずは顔全体についた雑菌や皮脂汚れをきちんと落としていきましょう。
洗顔のしすぎは必要な皮脂まで落としてしまいますが、かといって水洗顔だけでは皮脂汚れが落としきれず、かえって炎症を起こしてしまいます。
1日2回はきちんと洗顔料を使って洗顔しましょう。
ただし
・ふき取りクレンジング
・洗顔ブラシ
・スクラブ入り洗顔料
などを使うのはやめましょう。
バリア機能が弱っている肌に刺激になってしまい、かゆみを誘発してしまう恐れがあります。
きちんと手を洗ってから、たっぷりの泡で肌の上をころがすように(肌に指が触れないように)洗顔しましょう。
2:たっぷり保湿ケアをしよう
乳液やクリームは使っていないという方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、洗顔+化粧水だけでは保湿にはなりません。
むしろ肌の水分が蒸発しやすく、かえってかゆみが増してしまいます。
好みや肌質に合わせて、乳液かクリームで必ず肌に補給した水分を閉じ込めるようにしましょう。